低GIダイエットと低炭水化物ダイエット

低GIダイエット、近頃話題ですね。
低炭水化物ダイエットなんていわれ方もするようです。

炭水化物はご飯やパン、果物にある果糖や砂糖などに含まれる成分。
炭水化物は食事のよって体内に入ってくると消化酵素によって糖分に変わります。
その糖分は筋肉など活動をさせる際のエネルギー源となるとても必要な栄養素のひとつ。
…なんですが…これがちょっとクセモノ。
炭水化物を摂取しすぎると余分なエネルギーに分解されてしまうのです。
余分なエネルギーは脂肪や糖に変わって体内に貯蔵される…つまり太ってしまう原因!

この余分なエネルギーから作られてしまった脂肪や糖を溜め込んでしまう厄介なホルモンがインシュリン。
このインシュリン多くても少なくても困る、とても扱いに厄介な代物。
インシュリンは血液中の脂肪・糖を細胞内に取り込んで血糖値を下げ、血糖を一定に保とうとする働きがあります。
脂肪・糖を溜め込む=太る原因。
だからインシュリンは太るホルモンなどと呼ばれているのです。


GI値と高GI食品・低GI食品

低GIダイエットのGIとはGI値のことを指します。
GI値とは血糖値が上がるスピードのこと。
インシュリンは血糖値を一定に保つ為に働くホルモンなので、血糖値さえ上がらなければ脂肪や糖を溜め込むことはしないのです。
この性質を利用して、血糖値を急上昇させる食品はなるべく避け、血糖値を緩やかに上昇させる食品を選んで摂取することでインシュリンの分泌を抑える…
これが低GIダイエットの考え方です。

GI値は食品によって異なります。また、カロリーが低くてもGI値が高いものもあります。

低GIダイエットの目安となるGI値は60以下。
その値をクリアしてる主食食材としては、玄米・発芽玄米・そば・ライ麦パン…などがあげられます。
共通して言えることは比較的色の黒っぽいものが多いこと。
消化に良いとされるうどんはGI値80以上とちょっと高め。
玄米ならGI値56なのに対し、白米にしてしまうとGI値84と高くなってしまうんです。

また、低GI値の食品だけ食べていれば良いと言う物でもありません。
いくらGI値が低いものでも、沢山食べれば血糖値は上昇します。
同じカロリーの食材を食べるのであればGI値の低い食材を選んだほうが太りにくいと言うことです。

ダイエットをしようと、極端にカロリーを減らしてしまうことは逆に基礎代謝量を減らすことになります。
すると太りやすく痩せにくい体質に変わってしまうので要注意です。

カロリーとGI値、日頃から意識して食材を選ぶようにすればダイエットは成功への道をたどることになるでしょう。

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